相続方法の決定
相続人が確定し、遺産の概要も見えてきましたら、あとはそれをどう分けるかになります。
遺産にはプラスの財産とマイナスの財産があり、プラスの財産が多いか少ないかによって分ける際の考え方も変わってきます。
そこで、どのように考えるのかを見て行きましょう。
単純相続
遺産がプラスかマイナスかに関わらず、遺産をそのまま引継ぐ方法です。
相続放棄
プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合や、何らかの原因で相続人になりたくない場合に取られることが多い方法です。
限定承認
プラスの財産とマイナスの財産のどちらが多いか分からない場合に、プラスの財産の限度の範囲でマイナスの財産も相続する方法です。